日本の民族衣装として世界から愛される着物。
その着物をいつから日本女性は一人で着られなくなってしまったのでしょうか。
巷で良く聞かれる声は着たいのだけれど一人では着られない、どこに着て行って良いのか分からないということ。
着付け教室はたくさんありますがどこに通って良いのか分からないし、何か押し売りされそうな気がして心配、という声もよく耳にします。
でも私達の祖母や曾祖母はみな一人でシュッと身につけて、どこに行くのも着物で、今の様な洗濯機も食器洗浄機もない時代をせっせと良く働きつづけていました。
着物とはいえたかが衣装、着付けが出来ないことはありません。家に一着あるのなら、怖がらずにまずは袖を通してみましょう。
もしも誰かからいただいたお下がりが家にある場合は、大事にしまっておかずに出してそれを相手に着付けの練習をしてみましょう。
とても高価で古いお着物と聞いて、ずっとしまっておいた着物かもしれませんが、着物の幸せは着付けてもらうことです。
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まだ着られなくとも古くかびくさい畳紙から出してみましょう。
そして手触りや重みを感じてください。
普通のハンガーで構いませんので、着物を掛けて1、2時間風に当ててあげましょう。
その後、鏡の前でそっと羽織ってみてください。
足元には風呂敷など清潔な敷物を敷くことで裾汚れを防げます。
襟はテレビの時代劇のように首と襟とが逆ハの字になるよう衣紋を抜いてみましょう。
花魁のように大胆に抜いてみたり、町娘のようにキリリと立て気味に抜いたりと楽しんでみてください。
前の合わせ方は自分の右側にある身頃が奥、左側にある身頃が手前です。
鏡で見て襟がカタカナのトを斜めに傾けたような状態に見えたら合ってます。
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逆に見えたら間違っています。着付けを一人で習得するにはとにかく回数を着ること。
家に帰ったら着る、休みに着る、寝る前に着ると暇を見つけて着付けの練習をすることです。
頻繁に脱ぎ着する着付け練習用には浴衣が一番です。
先に出した大事なお着物は、風を通したのち畳む練習に利用しましょう。
着物の畳み方もまた回数がものを言います。
市販の着付け練習本が一冊あれば、あとは繰り返し繰り返し着付けをすること。
そうすれば3ヶ月もしないうちに着物を美しく着られ、どこに出ても恥ずかしくない着姿を披露できます。




